洪水

洪水は大雨など川の水量が大幅に増水することで発生し、川の氾濫や堤防の決壊など を引き起こします。大雨や洪水など、水によってもたらされる被害のことを総称して水 害と呼びます。

台風

台風は北西太平洋に存在する熱帯低気圧が最大風速17メートル毎秒以上にまで発達したものを台風と呼びます。台風には、外側から強風域、暴風域を伴って強い雨をもたらします。また、台風が北インド洋と南太平洋で発生した場合はサイクロン。北大西洋、北東太平洋で発生した場合は、ハリケーンと呼ばれています。

火災

火災とは火がもたらす災害で、一般的には火事と呼ばれます。火災には2種類の呼び名があり、一つは、小規模な火災で、大きな火災になる前に消し止められる火事のことをボヤ(小火)といいます。もう一つは大規模な火災で、燃える面積が広く被害が甚大なものをたいか(大火)といいます。火災は人が発生させてしまうこともあり、とても身近で恐ろしい災害です。

土砂災害

土砂災害は大雨や地震の後に発生することが多い災害で、山体が大きく崩れる斜面崩壊や、山の土砂や土石が麓の市街地に流れ込む土石流などにより被害を出します。

阪神・淡路大震災

1995年1月17日午前5時46分淡路島北部沖を震源として発生しました。内陸型地震で最大震度7、マグニチュード7.3を観測し、6434名の方が犠牲になりました。主な死因は家屋の倒壊による圧死で、木造家屋の下敷きになって亡くなった方が多くいました。家屋倒壊の他には火災が発生しました。

東日本大震災

2011年3月11日午後2時46分に発生しました。最大震度7でマグニチュード9.0を観測し、日本周辺にでは観測史上最大の地震となりました。この地震は宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロを震源とする海溝型地震で、最大10メートル、最大遡上高(津波が陸地に上がるときの高さ)が40.1メートルにもなる巨大な津波が発生しました。この地震で15895名の方が犠牲になりました。主な死因は津波による溺死です。津波が来るとわかっていながら避難しなかった方もいました。"自分は大丈夫""この場所は大丈夫"と思っていた場所に津波が襲来し、想定外なことがたくさん起きました。

【 わたしたちにできること 】

備え

年齢、性別、身体の状態などによって非常用持ち出し袋に入れるべきものは様々です。自分に必要なものを把握して、家族全員分の非常用持ち出し袋を用意しておきましょう。住宅で起こる火事は、多くの場合台所から火が出ます。そのため、消火栓を台所に置いていても火や煙が充満して、消火栓が取り出せないことがあります。逃げる時に必ず通る玄関に消火栓を置くようにしましょう。阪神・淡路大震災などの地震の際、木造住宅の1階が潰れた例が多くありました。1階にいると倒壊した建物に押しつぶされる危険があります。地震が起きた際には慌てて1階に下りたり外に飛び出したりしないで、2階で身の安全を確保するようにしましょう。災害時には、一斉にたくさんの人が電話をかけるので災害当日~数日間は電話がつながりにくい状況が続きます。つながりにくいとされている順番はスマートフォン、固定電話、公衆電話の順です。そこでNTT西日本、NTT東日本では、災害時に限定して 「災害用伝言ダイヤル(171)」という無料サービスを提供しています。これは、メッセージを録音、再生できるボイスメールです。誰でも簡単に利用できるサービスなので、是非一度調べてみてください。屋根が重いとその分揺れは大きくなるとされています。特に、昔ながらの瓦屋根はとても重く、地震の揺れで崩れ落ちてくる可能性が十分にあるため注意しましょう。

自分たちにできること

・非常用持ち出し袋の用意
・近所の人とつながりをもつ
・家具の固定をする
・家具の配置に気を付ける
・家族と避難ルートを決める
・当たり前の日常に感謝する
・災害を他人事と思わない
・学んだ防災を周りの人に伝える


【 おわりに 】

日本では、私たちが生きている間に南海トラフ巨大地震が必ず起きると言われています。日本は災害大国と呼ばれるほど災害が多いです。災害大国に住んでいる私たちは生きているうちに必ず災害を経験します。今、私たちにできることは何でしょうか。防災は難しいものだと考えている方も多いと思います。自分たちにできることを考え、いつ災害が起きても命を守れるようにしましょう。お互いがお互いを守れるようにしましょう。